ウ ミ ネ コ


チドリ目カモメ科(Larus crassirostris Viellot)

全長約46.5cm
留鳥
繁殖期には繁殖地の島の近くに隅、海岸、海上、水田などで、魚、両生類、イカ、昆虫などを食べる。晩夏から早春にかけて本州以南の海岸、河口、港湾に多く、数百羽以上の大群で、干潟、堤防、岩などにとまり、ときどきいっせいに飛び立ってはまたもどることを繰り返す。ミャオときこえる声で鳴く。
成鳥の場合、尾の先に黒帯があるという点で他のカモメ類と見分けやすく、また数も多いので他の種との比較上よく知っておくと便利である。くちばしが黄色で、先端近くに黒と赤の斑がある点、初列風切の先が黒くて明瞭な白斑がない点も特徴である。
本種に比べて体が大きい種の場合、背の色が、本種と同じくらいであればオオセグロカモメ、本種より淡ければセグロカモメである。本種と同じくらいの大きさであれば背の色が淡ければカモメである。



撮影日 8月9日、撮影地 潮見町




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